ノロウイルスに感染しないようにするためには

初期症状と治療法は

細菌

脱水症状にだけは注意して

冬季にしばしば流行が報じられるノロウイルスは、感染リスクが高い病気として恐れられています。主な症状は嘔吐や下痢で、大人であっても辛いものです。気付かないうちに人にうつさないためには、自分自身にあらわれた症状から、「ノロウイルスかもしれない」と早期に判断する必要があります。ノロウイルスの初期症状は、嘔吐や腹痛から始まることがほとんどです。しかし健康で体力がある大人の場合、嘔吐までいかずに「なんとなくムカムカする」「吐き気があるような気がする」という程度で治まることもあるので、注意してください。自分自身にとってはなんでもない症状でも、体力がない子どもやお年寄りにうつしてしまうと、取り返しのつかない事態を引き起こしてしまうこともあります。もしもノロウイルスに感染しても、残念ながら積極的な治療を行うことはできません。現段階で体内のノロウイルスをやっつける効果的な薬は存在しないためです。ウイルスは自然に排出されますから、なるべく体力を温存しながら、そのときを待つというのが唯一の治療法となります。健康で体力がある場合には、1日から2日で症状が快方に向かうことがほとんどです。嘔吐や下痢で、普段以上に水分不足になる可能性が高いですから、こまめな水分補給が必要となります。もし嘔吐の症状が強く、飲むことが難しいなら、点滴治療をしてもらいましょう。体も楽になるはずです。自分自身で辛さを表現できない赤ちゃんの場合は、周囲が症状を察してあげる必要があります。早めに小児科医の診断を受けましょう。